購入の判断につながる検索を選ぶ
example.co.jpで、狭いキッチン向けのエスプレッソマシンを売る「Exampleコーヒー」という会社を想定します。ここに出てくる数値、質問、回答の結果はすべて、手順を説明するための架空のものです。設定のときにGoogleサーチコンソールのプロパティを連携して選び、最初の取り込みが終わるのを待ちます。取り込まれたクエリと、その集計日を確認しましょう。
取り込んだデータに、表示回数900の「コンパクト エスプレッソマシン」、420の「エスプレッソマシン 一人暮らし おすすめ」、180の「エスプレッソマシン 比較」があったとします。どれも、この会社が答えられる購入の判断に関わるので、ここから始めます。関連するページ、クリック数、平均掲載順位を見て、サイトのどの部分がすでにこれらの検索に応えているかを把握します。表示回数が多くても、自社が売っていないものについてのクエリは外します。
小さなワークシートで質問を整理する
選んだ質問は、それぞれ購入の判断と、誰かが確認できるページに結びつけておきます。このワークシートは計画のための道具です。サーチコンソールの表示回数を、AIへの質問の量に置き換えるものではありません。
| 購入の判断 | 検索クエリ | 追跡する質問の案 | 意図 | 対象のページ |
|---|---|---|---|---|
| 狭いキッチンに置ける | コンパクト エスプレッソマシン | 狭いキッチンに置けるエスプレッソマシンは? | 用途 | /compact-machines |
| ほかの選択肢と比べる | エスプレッソマシン 比較 | エスプレッソマシンを買う前に、どれと比べるべき? | 比較 | /compare/espresso-machines |
ほかの質問と重複する候補、自社が売っていないものを扱う候補、ブランド名だけの候補、ページと担当者に結びつけられない候補は外します。サーチコンソールを使っていない場合は、サイトの情報や顧客からの質問をもとに始め、質問を手動で追加します。その質問は手動のものとして扱い、検索需要の根拠があるかのように見せないでください。
提案された購入前の質問を確認する
SearchSealの設定画面は、サーチコンソールの最近のクエリを読み、表示回数を合算し、検索演算子やブランド名だけのクエリなどのノイズを除きます。候補をカテゴリ、用途、比較のトピックに分け、表示回数とトピックの網羅を見て質問を選びます。文言は組み込みのテンプレートが作ります。検索から作られた提案には、質問の下に元のクエリと表示回数が表示されるので、なぜその質問が出てきたのかを判断できます。
Exampleコーヒーの場合、役に立つ質問は「検討する価値のあるコンパクトなエスプレッソマシンは?」「一人暮らしの狭いキッチンに合うエスプレッソマシンは?」「エスプレッソマシンを買う前に、ほかに何と比べるべき?」などです。これは編集上の例で、テンプレートが実際にこの文言になることを約束するものではありません。合う提案は残し、合わないものはチェックを外して「Add a question」から自分の文言を書きます。手動で追加した質問は手動として扱われ、元のクエリの需要とのつながりはなくなります。
提案された競合の候補も確認します。購入者が実際に比べる会社を残し、足りない競合を加えます。使える検索の提案がない場合は、サイトの情報から質問が提案され、自分で書くこともできます。
質問を確定して追跡を始める
次へ進む前に、選んだチェックボックスを確認します。SearchSealは、アカウントで使える質問数の範囲で提案をあらかじめ選んでおり、保存するとブランドで追跡する質問が確定します。設定を終えると回答の収集が始まります。現在の対象はAIによる概要、ChatGPT、Gemini、Perplexityで、追跡中の質問を毎日確認します。回答を読んで行動に移せる程度に、質問は絞っておきましょう。
この例では、カテゴリの質問、狭いキッチンについての質問、比較の質問を1つずつ残します。これで、確認すべき購入の判断が3つになります。ページの変更を見ている間は文言を変えず、それぞれの質問を選んだ理由は別に記録しておきます。検索から作られた提案に記録された出どころは、あとの改善を実際の検索需要と結びつける助けになります。
直す内容を決める前に回答を読む
追跡中の質問を開き、保存した回答を読みます。Exampleコーヒーの名前が挙がっているか、何番目か、どの競合が出ているか、どの引用元のリンクが返されたかを確認します。この架空の結果では、回答はExampleコーヒーを2社の競合の後に挙げ、example.co.jp/compact-machinesを参照しています。そのページは製品を紹介していますが、本体のサイズや設置に必要なすき間が書かれていません。
ページと回答を並べて確認します。改善キューを開き、関連する改善項目があれば、その理由、対象のURL、指示、下書きを確認します。このページを改善するなら、購入者に足りない寸法を示し、どの機種が奥行きの浅いカウンターに収まるかを説明することになります。仕様を実際の製品と照らし合わせ、修正をサイトに公開して、該当する改善項目を完了にします。その後の回答と改善前後の比較に戻り、何が変わったかを確認します。
数値は前提とあわせて読む
Googleの検索ボリュームは、AIへの質問の量ではありません。サーチコンソールの表示回数は、このプロパティの検索結果が表示された回数であり、その語句のすべての検索数や、AIアシスタントに同じ質問をした人数ではありません。検索データは処理の遅れのあとに届くため、データの集計日を確認してください。対象範囲は連携の詳細で確認できます。日付つきの回答は実際に使われているアプリから集め、アプリの回答を取得できない場合はAPIで補います。回答のサンプルは実行のたび、地域やアカウントによって変わり、順位表ではありません。改善前後の差は、ページの編集が原因だったことを証明するものではありません。根拠は、次に調べる質問やページを選ぶために使いましょう。