AIの回答からページが見えなくなる理由
AIのツールがページを使うには、まずページを取得して読む必要があります。何年も前に書いたrobots.txtのルールが、AI検索のボットをブロックしているかもしれません。すべてJavaScriptで作られたページは、中身のない状態で届くことがあります。見出しがなく数行しか文章のない製品ページでは、回答が引用できる内容がほとんどありません。こうした問題は可視性のグラフには表れませんが、どれも回答の引用元からページが外れる原因になります。
ページ診断は、こうした問題をURLごとに確認します。SearchSealはページのHTML、robots.txt、llms.txtを取得し、6つのチェックを行います。AIモデルは使わないので、同じページなら毎回同じ結果になります。
6つのチェック
結果は「合格」「要改善」「未設置」「判定不可」です。合格は満点、要改善は半分、未設置は0点で、合計100点です。
- AIクローラー(35点)。 robots.txtがAI検索ボットのアクセスを遮断していないか。robots.txtやllms.txtが読めない場合、無料診断は順に半分と0点、保存した診断は判定不可として除外します。
- 構造化データ(20点)。 OrganizationまたはLocalBusinessのマークアップで自社が誰かを示しているか。ページ内の質問と回答がFAQとしてマークアップされているか。
- ページの構造(20点)。 クローラーが受け取るHTMLに、H1がちょうど1つ、見出しが3つ以上、本文が150語以上あるか。
- タイトルと説明文(10点)。 タイトルが60文字以内、メタディスクリプションが160文字以内か。
- SNS用のカード(10点)。 共有したときに画像が表示されるよう、og:imageタグがあるか。
- llms.txt(5点)。 サイトのルートにllms.txtを公開しているか。
語数は英語のページを基準にスペースで区切って数えるため、スペースのない日本語の本文は実際より少なく数えられ、「ページの構造」が要改善になることがあります。タイトルの診断は文字数を数え、日本語も1文字を1と数え、60文字を超えると要改善になります。
失敗したチェックから、改善項目へ
失敗したチェックはページの改善項目として改善キュー(アプリ上の表示は「Actions」)に入ります。ただし、クローラー遮断はサイト全体のrobots.txt改善項目にまとめます。影響度は高・中・低で示します。構造化データには貼り付け用JSON-LD、構造とタイトルにはH1の数やタイトル長など根拠の数値がつきます。llms.txtの改善項目はサイト全体で1つです。
クローラーのブロックだけは少し扱いが異なります。SearchSealはサイトのrobots.txtを毎日確認しているため、ブロックされたページは、2つ目の項目を作らずにサイト全体の改善項目にリンクします。再診断で問題が解消していれば、改善項目は自動で閉じます。再び失敗すれば、改善項目が再び開きます。手動で完了にした場合は、確認のための再診断を求められます。
必要なときに診断する
ページ診断は必要なときに実行できます。Actions画面、REST API、MCPクライアントのどれからでも始められます。診断できるのは自社ブランドのドメインとそのサブドメインだけなので、競合のサイトには使えません。
各プランには、月ごとのページ診断の回数が含まれています。Starterは200回、Proは500回、Maxは1,000回です。回数は毎月1日(UTC)にリセットされます。ブランドの最初の改善項目に対する初回診断は無料で、回数に含まれません。失敗した診断や、記事を公開済みにしたときにSearchSealが自動で行う診断も回数に含まれません。同じページを1分以内に再診断すると、回数を使わず前の結果が返ります。
ページ診断の対象外
ページ診断が読むのは、サーバーが返すHTMLです。JavaScriptは実行しないので、スクリプトの読み込み後に表示される内容は数えません。多くのクローラーと同じ読み方ですが、スクリプトの多いページは、ブラウザで見るよりスコアが低く出ることがあります。
ページの表示速度、モバイルでのレイアウト、リンク切れ、文章の質は測りません。スコアが高いのは、ページが読みやすく、マークアップが整っているという意味です。AIのツールに引用されるという意味ではありません。スコアで技術的な障害を取り除いたら、保存した回答とその引用元をもとに、何を書くかを決めましょう。
登録の前に1つのURLで試したい場合は、LLMO無料診断で、アカウントなしで同じ6つのチェックを実行できます。