BingウェブマスターツールのAIパフォーマンスの見方

BingウェブマスターツールのAIパフォーマンスで、Copilotなどでの引用数を確認する方法を解説します。分かることと分からないこと、ChatGPTとの関係、毎月の確認の進め方も整理します。

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BingウェブマスターツールのAIパフォーマンスは、自社サイトのページが、Microsoft CopilotやBingのAIによる要約などで引用元として表示された回数を確認できるレポートです。 2026年2月に公開プレビューとして提供が始まり、確認済みのサイトであれば利用できます。

ただし、このレポートはChatGPTの回答を分析するものではありません。この記事では、AIパフォーマンスで分かること、分からないこと、ほかのデータとの組み合わせ方を解説します。Bingウェブマスターツールの登録や基本の使い方はBingウェブマスターツールの使い方をご覧ください。

AIパフォーマンスで分かること

Bingの公式ブログによると、AIパフォーマンスでは主に次の情報を確認できます。

  • 引用の合計数: AIの回答で、自社のページが情報源として表示された回数
  • 引用されたページの数: 1日あたりに引用された、自社サイトのページの数
  • ページごとの引用数: どのページが多く引用されているか
  • グラウンディングクエリ: AIが情報を探すときに使った検索の言葉(実際のユーザーの質問をまとめた形で表示されます)

対象は、Microsoft Copilot、BingのAIによる要約、一部の提携サービスです。自社のどのページがAIの情報源として選ばれているかを知る手がかりになります。

AIパフォーマンスで分からないこと

  • クリック数: 引用されたリンクから、何人がサイトに来たかは表示されません
  • 回答の中での位置や表示のされ方: 引用の合計数は、回答のどこにどう表示されたかを示すものではありません
  • AIごとの内訳: Copilot、Bingの要約、提携サービスを分けて見ることはできません
  • ChatGPTでの引用: ChatGPTはレポートの対象として明示されていません。Bingでの表示や引用を、ChatGPTでの表示と同じものとして扱わないようにしましょう

また、公開プレビューの段階なので、項目や仕様は変わる可能性があります。

ChatGPTとの関係をどう考えるか

「BingウェブマスターツールはChatGPTのダッシュボードになる」という説明を見かけることがありますが、これは言い過ぎです。

  • Bingにインデックスされたページが、ChatGPTの回答に必ず出るわけではありません
  • Bingでの表示回数は、ChatGPTでの表示回数ではありません
  • Bingのクローラー(Bingbot)のアクセスは、ChatGPTのクローラー(OAI-SearchBot)のアクセスとは別のものです

Bingウェブマスターツールのデータは「Bingの検索とMicrosoftのAIのデータ」として扱い、ChatGPTの回答は別に確認するのが正確です。

3つの確認を組み合わせる

確認すること使うデータ
検索での需要とインデックスの状態Bingウェブマスターツールの検索パフォーマンス、インデックスの状況
CopilotやBingのAIでの引用AIパフォーマンス
クローラーのアクセスサーバーやCDNのアクセスログ(Bingbot、OAI-SearchBot、GPTBotなど)
ChatGPTなど個別のAIの回答実際の回答の記録

それぞれのデータは、元の名前のまま記録します。数字が一致しないのは、仕組みが違うので当然です。「どこに具体的な問題があるか」を見つけるために使いましょう。

毎月の確認の進め方

  1. Bingウェブマスターツールで、インデックスの状況、主な検索クエリ、サイトマップの処理、クロールの問題を確認する
  2. AIパフォーマンスで、引用の多いページと、グラウンディングクエリを確認する
  3. 引用が多い検索の言葉に対して、自社のページが十分に答えているかを見直す
  4. 同じ期間のサーバーログで、BingbotやAIクローラーのアクセスとエラーを確認する

まとめ

BingウェブマスターツールのAIパフォーマンスは、CopilotやBingのAIで自社のページがどれだけ引用されているかを知るための、無料で使えるレポートです。ただし、ChatGPTの回答やクリック数は分かりません。ほかのデータと組み合わせて、直すべきページを見つけるために使いましょう。

SearchSeal では、Bingウェブマスターツールを読み取り専用で連携すると、ページごとの検索需要とクリック数を、直すべきページの優先順位づけに使えます。ChatGPT、Gemini、Perplexity、GoogleのAIによる概要の回答は毎日保存し、Copilotはアドオンで追加できます。ただし、Bingでの動きがAIの回答の変化の原因だと断定するものではありません。

よくある質問

AIパフォーマンスはいつから使えますか?

2026年2月に、Bingウェブマスターツールの公開プレビューとして提供が始まりました。確認済みのサイトであれば利用できます。

AIパフォーマンスでChatGPTの引用は分かりますか?

分かりません。対象として示されているのは、Microsoft Copilot、BingのAIによる要約、一部の提携サービスです。ChatGPTの回答は別に確認する必要があります。

グラウンディングクエリとは何ですか?

AIが回答の根拠を探すときに使った検索の言葉です。実際のユーザーの質問をまとめた形で表示されるため、どんな質問で自社のページが参照されたかを知る手がかりになります。

出典

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